季節感のあるお子さんが少なくなっています。
イチゴは、クリスマスのころからたくさん売っているので冬が旬のようですが、実は、春から初夏にかけてが旬です。今の時代、季節感なんていらないのでは？と思われるかもしれません。

季節が分かるということは、それだけ周りの大人が関わって、いろいろ経験しているということです。保育園や幼稚園で季節の行事をしていますが、おうちでもちょっとだけ飾り付をしたり、話題にしたりすることで、より身近に感じ印象に残ります。
見たり、聞いたり、触ったり、食べたり、身をもって体験することで、自分で観察し、工夫して考える力がつきます。

実は、季節感は読解力にもつながります。
季節がわかることで物語をより理解することができます。
『北風が吹くころ…』は冬、『山が緑色に色づき始め…』は春だとわかって、初めて物語の内容がすんなり入ってきます。